ストーリー紹介

エーワッショー ストーリー

プロローグ

平安時代後期、熊野信仰の高まりとともに「蟻の熊野詣」と称されるほど、全国から多くの人々が熊野へと参詣するようになった。一方で、人間の悪しき心が生み出した妖怪「ダル神」とその一党が熊野の参詣者に襲いかかり、参詣者の清い心を蝕むようになった。

事態を重く見た熊野の神々は、熊野の神官を熊野聖域の玄関口となる藤白王子社に守護職として遣わした。以降、守護職の一族は「藤白鈴木家」としてこの地に根付き、参詣者を熊野三山へと案内する役目を担うとともに、悪事を働くダル神から参詣者を守るため、熊野の法力を駆使し、時には「熊野來神」へと姿を化して、ダル神の妖力を封じ込めていた。

しかし、数百年が経過し、熊野詣が年々廃れていく中で、昭和初期(1942年)、122代続いた藤白鈴木家は途絶えてしまった。すると、藤白鈴木家によって妖力を封じられていた「ダル神」たちは再び勢力を強めていった。

藤白鈴木家の再興

数年後(1950年)、藤白浜に1人の男が流れ着いた。
男は自らの記憶を失っていたが、彼を保護した藤白神社の宮司は、男の瞳に何やら神聖な光を感じたため、これを熊野の神の思し召しと捉え、彼に藤白鈴木家を継承させた。

男は、自らを救ってくれた宮司への恩に報いるため、藤白の地を守護するため、藤白鈴木家から継承した熊野の法力によりダル神たちの【悪】力を封じるともに、再び海南市に人・地域の繋がり【絆】をもたらした。

なお、この男を藤白の地に遣わせたのは熊野の神々で、男が藤白鈴木家を継承したことも全て神々の思惑通りであった。

カイナンマンの誕生

数十年が経過し、彼も寿命を感じ、自らの力を次の代に継承する必要があった。しかし、自らの継承者となるべき息子は日本の高度経済成長期に育ち、心の豊かさよりも物質的な豊かさを追い求めてしまったため、仕方なく彼の孫である鈴木古道(すずきふるみち)に藤白鈴木家の使命を託そうとしたが、2001年、彼は鈴木古道に全てを伝え切れることが出来ないまま、その生涯を終えた。彼の死後、再びダル神たちにより、海南市では【絆】を疎かにする心【悪】が蔓延する時代となった。

鈴木古道は、藤白鈴木家の継承者としての自覚は芽生えたものの、藤白鈴木家の使命を完全には理解出来ていなかった。そのため、祖父から学んだ使命を自己流に解釈し、青い服に海南の産業(漆器・日用品)を取り入れた衣装を身にまとって、2013年、格好だけの正義のヒーロー「カイナンマン」を名乗り始めた。
しかし、カイナンマンは、突然現れた謎の黒ずくめの男との戦いにあっさり敗れた。自らの未熟さを知ったカイナンマンは、真のヒーローに進化するため修業の旅に出る。

熊野來神エーワッショーへの覚醒

1年間の修業を経て、ついにカイナンマンは藤白鈴木家の使命(人・地域の繋がり【絆】を大事にする心)に気付いた。すると、カイナンマンの前に謎の古老が突然現れ、カイナンマンに「熊野の力『鈴木の紋章』」を授けた。熊野の力を授かったカイナンマンは、ついに熊野來神エーワッショーへと変身を遂げた。
かくして、ここに熊野來神エーワッショーとダル神との戦いが始まる!

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